世界ラリークロス選手権が開幕、注目のローブは5位…優勝はソルベルグ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
World RX開幕戦、ローブは5位となる。
World RX開幕戦、ローブは5位となる。 全 8 枚 拡大写真

世界ラリークロス選手権(World RX)の今季開幕戦が4月16~17日、ポルトガルのモンタレグレで開催され、「プジョー 208 WRX」で初のフル参戦をするWRC 9冠王セバスチャン・ローブが5位に入った。優勝はペター・ソルベルグ。

【画像全8枚】

WRC(世界ラリー選手権)で2004~12年に9年連続チャンピオンとなり、アメリカ伝統のヒルクライムレース「パイクスピーク」でも驚愕のタイムをマークして優勝したことがあるなど、すでにモータースポーツ界のレジェンドとなっている男、ローブ。ダカールラリーにも挑戦を始めている彼が、今季のレギュラーシーズン主戦場に選んだのは、FIAの世界選手権シリーズとしては新興の部類に属すWorld RXだ。プジョー 208 WRX(スーパーカークラス)を駆り、新たな覇道を歩み出す。

舗装とダートがミックスされたクローズドコースを複数台のマシン(ラリー系統の競技車両)で周回して競い、上位者が勝ち進んでいって最後にファイナルを戦うというノックアウト(トーナメント)方式がラリークロスの根幹。World RXでは、各自が複数回走るヒート(予選)の総合成績上位12人がセミファイナル(6人ずつの一発勝負)に進み、そこで6人だけがファイナル進出の権利を得る。

ラリークロス参戦経験はあるが、World RXへのフル参戦イヤー初戦ということになった“新人”ローブ。ヒートから安定した速さを発揮してセミファイナル進出を果たすと、そこを2位で通過。ファイナルではミッショントラブルの影響もあって6台中5位に甘んじたが、さすがの適応力を見せた。

セバスチャン・ローブのコメント
「ここでの“修業”は間違いなく容易ではない、ということだ。トリッキーなコンディション(が常のラリークロス)では、どんなドライバーもミスをする。私もミスをしたし、ヒート4でのそれは大きな痛手ともなった。でも、そこから巻き返しを図り、セミファイナルではいい走りをしてファイナルに進むことができた。

ファイナルではポディウムも視野に入れていたが、残念ながらトランスミッションのトラブルで上位フィニッシュはできなかった。でも、ラリークロスの雰囲気はとても好きだよ。マシンはとにかくパワフルで、ドライブするのが本当に楽しい。たくさんの観客が応援してくれることも素晴らしいね」

いきなり優勝とはならなかったが、今シーズン今後の戦い(残り11戦)に期待のもてる内容の開幕戦だったようである。

開幕戦優勝は、3年連続のWorld RX王座獲得を目指すペター・ソルベルグ(シトロエンDS3)。2003年のWRC王者(当時はスバル所属)でもあるペターが、かつてのライバルに“先輩”としての貫禄を見せつけた格好で、この対決構図も今季を面白くしてくれそうだ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  2. 700馬力の『GRカムリ』爆誕!? トヨタ最強セダンの可能性
  3. マツダ『CX-5』新型、パナソニック オートモーティブシステムズの「CDC」採用
  4. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  5. なぜ?テスラ・BYD・ハイブリッドを選ぶのか、日本の BEV ユーザーのリアル…国際経済研究所 小林浩氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
  2. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
  3. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
ランキングをもっと見る