【国際ドローン展16】サーモカメラ搭載、警察&消防仕様のドローンはまるでパトカー

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「空飛ぶパトカー」ともいえるデザインをした「FRG-Pato」。赤外線カメラと2つの赤色灯を搭載した特殊機体となっている(撮影:防犯システムNAVI)
「空飛ぶパトカー」ともいえるデザインをした「FRG-Pato」。赤外線カメラと2つの赤色灯を搭載した特殊機体となっている(撮影:防犯システムNAVI) 全 3 枚 拡大写真

 TEADは、幕張メッセで開催されている「第2回 国際ドローン展」において、警察・消防用の特殊機体「FRG-Pato」(フロッグパト)の参考展示を行った。

 今回は、警察への導入を想定したデザインで機体はパトカーのような黒と白をボディカラーに、赤色灯と赤外線カメラを搭載した機体が展示されていた。

 飛行スペックとしては、飛行時間が15分。飛行高度は800m以上、フライト可能最大速度は6m/sとなっている。本体サイズは、1,630mm × 950mm × 692mm、重量が約25kg(最大離陸重量)、電源にはLipoバッテリー(16,000mAh 6S × 2)を採用し、充電時間は40~60分となっている(2016年4月現在)。

 機体上部と下部に設置された2つの赤色灯とボディカラーによって視認性の向上を図りつつ、赤外線カメラによるサーモ撮影により、夜間のパトロールや捜査活動、大災害発生後に瓦礫や土砂が溢れる中での生存者の捜索といった使われ方が想定される。

 現段階での導入事例はないが、すでに依頼を受けて開発を進めている案件もあるとのこと。

空飛ぶパトカー!? サーモカメラ搭載の警察&消防用ドローン

《防犯システム取材班/小菅篤@RBB TODAY》

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