【カーエレ最前線】市販カーオーディオのメリットを考える

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
クラリオン・CX315
クラリオン・CX315 全 1 枚 拡大写真

今月の当コーナーは、「市販ナビ/市販オーディオのススメ」と題し、純正品ではなく市販品を選ぶことのメリットと、市販品選びにおけるコツをご紹介している。これまでの2回は、ナビについて解説してきた。今週からは、オーディオメインユニットについて掘り下げていく。

カーナビは要らない、と考える方も増えている。その場合はなんらかのカーオーディオユニットが必要となるのだが、そこで純正品を選ぶのは「ちょっと待った」だ。

確かに、純正品を選ぶことにはメリットはある。最たる利点は、インパネとの一体感が高いこと。しかしこれが後々、デメリットとなるケースもある。異形インパネが採用されている車種では、市販品に交換しづらくなってしまうのだ。

オーディオメインユニットはそれほど高額な製品ではない。最新モデルの中には、1万円を切るものもある。それくらいのお値段ならば、数年単位で買い換えるのもアリだ。最新のモデルには、最新なりの使い勝手の良さがある。さらには、対応メディアのトレンドも短いスパンで移り変わる。インパネにしっくりと収まっていたとしても、メカが時代遅れとなってしまったならば、好きな音楽を快適に楽しむことができない。

市販品を選ぶメリットは他にもある。それはズバリ、製品の豊富さだ。2DINか1DINか、モニター付きかそうでないか、対応メディアのバリエーション等々、選り取り見取りだ。自分にとって使いやすいものをピンポイントで選択できる。また、各社、各機でデザインもさまざまで、その点でも選び甲斐がある。

これから新車を購入予定で、カーナビは要らないと言うのなら、“オーディオレス車”を選び、市販カーオーディオをチョイスしてはいかがだろうか。長い目でみて、メリットは多々ある。

さて次回は、最新市販カーオーディオのトレンドを分析する。どのような機種があるのか、ダイジェストで解説していく。

【カーエレ最前線】市販ナビ/市販オーディオのススメ その3「市販カーオーディオ」のメリットとは?

《太田祥三》

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