アイシン九州、電気供給停止で生産復旧の目処立たず…協力会社による代替生産を開始

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アイシン精機は、熊本地震で被災し、現在生産を停止している関連子会社アイシン九州とアイシン九州キャスティングについて、被害状況と生産再開への復旧状況を発表した。

アイシン九州は、建屋内の生産用付帯設備(配線、配管など)に加え、敷地内の変電設備に被害があり、建屋内への電気の供給が停止している。4月19日からクレーンを用い大型設備や生産型の搬出を行っている状況で、現地での生産復旧には時間がかかると判断。主に九州地区の協力会社や愛知県内のアイシン精機の工場での代替生産を開始したほか、製品によってはすでに海外からの輸入により、対応を開始している。

一方、アイシン九州キャスティングについては、建屋、設備などに大きな被害はでておらず、破損していた変電設備も4月20日に復旧し、電源が回復。現時点で具体的な生産再開の目処は立っていないが、生産再開に向け準備を進めている。

《纐纈敏也@DAYS》

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