フィアット・クライスラー 決算、純利益は5.2倍…第1四半期

自動車 ビジネス 企業動向
FCA USの米本社
FCA USの米本社 全 1 枚 拡大写真

欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は4月26日、2016年第1四半期(1-3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は265億7000万ユーロ(約3兆3390億円)。前年同期の258億4300万ユーロに対して、2.8%増加している。

また、第1四半期の純利益は、4億7800万ユーロ(約600億円)。前年同期の9200万ユーロ(フェラーリを含む)に対して、およそ5.2倍の大幅な増益を達成し、第1四半期としては、2年連続で黒字を計上した。

第1四半期の世界新車販売台数は、108万6000台。前年同期比は、0.7%減と落ち込む。しかし、主力の北米市場において、SUVやピックアップトラックなど収益性の高い大型車の販売が伸び、大幅な増益につながった。

FCAは2014年5月、中期経営計画の「2014‐2018ビジネスプラン」を発表。2018年までに、世界新車販売台数を、2013年実績に対して、およそ6割増の700万台へ引き上げる目標を掲げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  5. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る