【ボルボVISTA16】経験や技術よりも数学的思考が要る…「焦らず冷静に的確に」の4問

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ボルボ豊橋トレーニングセンター(愛知県豊橋市)などで、4月27・28日の2日間にわたり実施されたアフターセールス技能競技大会(VISTA)
ボルボ豊橋トレーニングセンター(愛知県豊橋市)などで、4月27・28日の2日間にわたり実施されたアフターセールス技能競技大会(VISTA) 全 30 枚 拡大写真

ボルボ拠点の接客・技術などアフターセールス技能を競う世界大会「VISTA」。その日本代表決定戦が愛知・豊橋で4月27・28日に行われ、走行に支障をきたす重大エラーでないが、ユーザの小さな疑問などに的確に対応できるかといった実技テストも4問設定された。

【画像全30枚】

ユーザが『XC60 T5 SE AWD』を持ち込んでスタッフのもとを訪れたという想定で設定された問題は、「リヤシート左右ヘッドレスト格納機能が不調」「リヤワイパーが動かない」「パワーテールゲート上限位置の設定依頼」「車内の計器側とセンターコンソール側の『Sensus』で燃費表示が違う」の4問。

「パワーテールゲート上限位置」や「燃費表示の違い」は、オーナーズマニュアルをもとに、ユーザに説明するという手順だが、「ヘッドレスト格納不調」や「リヤワイパー不動」は、スタッフの経験や理論的な故障診断などが求められる。

「リヤシート左右ヘッドレスト格納機能が不調」という訴えには、まず「左右とも作動しない」ということから、配線図を開き、左右共通パーツに着目し、ヒューズかリレーが怪しいと推測。グローブボックス下のヒューズを見ると、12番のヘッドレスト用ヒューズが断線していることが判明できた。

また、「リヤワイパー不動」は、まずヒューズの断線有無を確認。ヒューズまでは電源が供給されていることから、その先のリレー部分に着目。リレー作動音が聞こえるので、接点側の電源降下をチェックすると12Vと表示されることから、ワイパー不動の原因は、リレー接点接触不良であると特定できた。

ボルボ設問担当は「こうした小さなエラーへの対処は、冷静に的確に、順をおって原因を突き詰めていく姿勢をチェックしたい」と話していた。

実技試験では、「少し前から走行中にエンジンが吹けなくなり、何度かエンストした」「けさ、エンジンをかけようとしたら始動しなかった」といった、通常使用ができないほどの重大エラーに対し、原因を究明するテストも実施された。

《レスポンス編集部》

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