シンガポール・チャンギ空港、3月旅客数8%増…タイ・マレーシア・中国線で伸び率2桁

航空 企業動向
シンガポール・チャンギ空港、3月旅客数8%増
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シンガポールのチャンギ空港が4月末に発表した3月利用実績によると、旅客数は前年同月比8.1%増の490万2000人、航空機発着回数は4.6%増の3万130回、貨物取扱量は5.2%増の17万1180トンだった。

旅客数が前年同月(453万5000人)から40万人近く増加したのは、幅広い路線で旅客数が順調に伸び、全体を押し上げたため。特に好調だったのはタイ、マレーシア、中国線で、いずれも3カ月連続で2桁の伸び率を記録した。

第1四半期(1月~3月)の旅客数は前年同期比9.9%増の1436万4000人。2桁の伸び率を記録した路線は、東南アジア、東北アジア、南アジア、中東・アフリカ線。他の実績は、航空機発着回数が5.6%増の8万8790回、貨物取扱量が3.3%増の46万5140トン。

なお、航空各社は3月下旬スタートの夏期スケジュールからチャンギ空港発着10路線で増便を実施。シンガポール航空はバンコク線を週42往復、エバー航空は台北線を週13往復、シルクエアーはコチ線を週10往復、セブ・パシフィック航空はダバオ線を週3往復で運航している。

《日下部みずき》

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