巨大鯉のぼりの下でクルマ談義に花…KAZOクラシックカーフェスタ2016

自動車 ビジネス 国内マーケット
KAZOクラシックカーフェスタ2016
KAZOクラシックカーフェスタ2016 全 35 枚 拡大写真

「手描き鯉のぼりの生産日本一」を自認する埼玉県加須市では、毎年5月3日に全長100m、口径10m、総重量350kgにも達する巨大な鯉のぼりを、大型クレーンを使用してダイナミックに遊泳させる「市民平和祭」が恒例行事となっている。

この「市民平和祭」については、毎年TVニュースなどで紹介される機会も多いことから、特に関東圏ではかなりの地名度を誇るが、その傍らコラボイベントとして併催されているクラシックカー愛好家たちのミーティングも、近年ではかなり認知されてきている。

イベントの名は「KAZOクラシックカーフェスタ」。加須市内を流れる利根川の河川敷に、国産車/輸入車を問わず各種・各年代のクラシックカーが集結するもので、主催は地元を拠点とする加須クラシックカークラブ。2009年のスタート以来、今回で早くも7回目(2012年は河川敷が川の増水に見舞われて中止)を迎えた。

今年のKAZOクラシックカーフェスタは、60台以上のヒストリックカーとそのオーナーたちが集結。日産『スカイライン』やトヨタ『スポーツ800』などに代表される国産クラシックカー。MGやロータスなどのイギリス製スポーツカーたち。クラブ参加したロールスロイス/ベントレーにポルシェなど、バラエティに富んだ車両がエントリーされていた。

またフェラーリ『208ターボGTS』や、日産『スカイラインRS』など、1980年代以降の、いわゆる「ヤングタイマー」クラシックカーの姿が増えてきたのも印象的であった。

受付の際に配布された小さな鯉のぼりをそれぞれの愛車に取りつけた参加者たちは、河川敷に群生する菜の花と巨大鯉のぼりを眺めつつ、久しぶりに集った仲間たちとのクルマ談議に花を咲かせることになったのである。

《武田 公実》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る