ボルグワーナーの決算、営業利益は2.3%減…第1四半期

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ボルグワーナーのターボチャージャー
ボルグワーナーのターボチャージャー 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車部品大手で、ターボチャージャーなどを手がけるボルグワーナーは4月28日、2016年第1四半期(1‐3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、第1四半期の売上高は、22億6860万ドル(約2420億円)。前年同期の19億8420万ドルに対して、14.3%増とプラスに転じた。

また、第1四半期の営業利益は、2億5360万ドル(約270億円)。前年同期の2億5960万ドルに対して、2.3%の減益となっている。

ボルグワーナーによると、減益となった背景には、為替相場の影響があるという。

ボルグワーナーは近年、ターボチャージャーに対する旺盛な需要によって、業績を伸ばしてきた。世界の自動車メーカーでは、エンジンの排気量を下げ、ターボで過給してパワーを引き出す「ダウンサイジング」がトレンド。この流れに乗って、ボルグワーナーは業績を拡大している。

《森脇稔》

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