ロックフォード、高性能小型パワーアンプ「Fosgate T400X2ad」登場

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Rockford Fosgate T400X2ad ¥80,000(税抜)
Rockford Fosgate T400X2ad ¥80,000(税抜) 全 1 枚 拡大写真

システムアップを検討中ならコンパクトなコンポーネントでまとめたらどうだろう。自動車メーカーは昨今、さまざまな方向でエコに取り組んでいたり、スペースファクターを売りにしている。

今世紀は高性能・小型時代といってもいいだろう。カーオーディオメーカーも各社から小型パワーアンプをラインナップに追加。もともと限られたスペースしか持たないクルマに高音質システムを構築することは簡単なことではない。ゆえ、取り付けスペースに対し、自由度のある小型機は好印象といえる。家であればリスニングルームの壁に多くのコンポーネントが埋め尽くされても、さほど問題はないかもしれない。しかしカーでは、極端な話、居心地が悪くなったり、不用意に重量のある機材を積めば、クルマとのバランスが変化し、走行や操作性にも問題がでる。もちろんショーカーのようなクルマは別の話だ。

さてロックフォードT400X2adをご紹介しよう。

カタログを見るとコンスタントパワー搭載のクラスad級と明記。"ad"とは高音質クラスAと高効率クラスDの双方を併せ持つ次世代回路技術でハイクオリティー&ハイパワーと理想的なパワーアンプ(特許申請中)という。スペックを見てみると200W×2ch(4Ω時)、400W×1ch(ブリッジ)と大出力だ。アクティブクロスオーバー内蔵型で、ハイレベルインプットにも対応。サイズは178mm幅×108mm奥行×41mm高さで写真で見るより、非常にコンパクトだ。一連の「Powerコンパクトシリーズ」はコンスタントパワーというサーキットを搭載。このコンスタントパワーは常にアクティブな状態で音楽信号をモニターし、インピーダンス変化に応じて出力を最大になるよう自動調整するという。これにより、インピーダンス全域において従来のアンプより25%以上の出力アップを達成。ほか、C.L.E.A.N(Calibrated Level Eliminates Audible Noise)回路を搭載。ソースユニット入力とパワーアンプ出力を的確に利用できるようLEDで知らせ、過大入力によるパワーアンプ、スピーカーのトラブルを抑制し、オーディオシステムを最適なレベルで使用することを約束するという。

ロックフォードのパワーアンプというと先代から受け継がれるPowerシリーズの印象が強く、適度にタイトな傾向でなりながら、低域から高域までシャープ。かつダイナミックな音の出方は、さすがPowerシリーズ譲り。一方「Power コンパクトシリーズ」T400X2adは、リジッドな鳴りは後退するもののニュートラルで聴きやすいサウンドが第一印象。楽曲ジャンルを選ぶことなく楽しめるだろう。

冒頭に触れたように、エコ、スペースファクターとクルマのことを考えると、コンパクトなパワーアンプは、非常に助かる。複数台使ってマルチ構成とするストックインストールもよく見かける。でかいアンプを一発搭載するのもいいが、シンプルに徹するのもお洒落だと思う。

高性能小型パワーアンプ『Rockford Fosgate T400X2ad』

《永松巌》

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