富士精工、熊本工場の操業を一部で再開

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富士精工は、熊本地震で被災した工場が順次、生産を一部で再開したと発表した。

地震の影響で熊本工場の建屋・製造設備に被害が発生した。ホルダー生産工場の第1工場は補強工事が完了、4月下旬から機械設備の復旧を進めて、生産を再開した。

ホルダーを生産する第2工場も補強工事を行っているが、建屋2階部分の壁の損傷が大きかったため、この修復作業が完了するまでの間、工場の一部区域は、立ち入りを禁止している。ただ、安全が確認された区域では、4月下旬から機械設備の復旧を進めて、生産を一部再開した。

切削工具生産工場である、第3工場は、建屋補強工事が完了したことを受けて、4月下旬から機械設備の復旧を進めてきた。切削工具のうち、チップ、ドリルは、全工程にわたる機械設備が復旧し生産を再開した。

消耗工具のうち、ダイヤモンド工具は現在、機械設備の復旧を継続中。生産再開の時期は未定。

設備復旧にともない、熊本工場は段階的に生産を再開しているが、完全復旧のめどがつくまでの間、グループをあげたバックアップ生産を継続する。ホルダーは本社工場、鹿児島工場、中国と韓国の子会社でバックアップ生産する。切削工具は本社工場、インドネシアなどの子会社でバックアップ生産する。

《レスポンス編集部》

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