マツダ G-VECTORING CONTROL、ハンドリング路でチェック[動画]

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マツダ 「G-VECTORING CONTROL」発表会
マツダ 「G-VECTORING CONTROL」発表会 全 23 枚 拡大写真

マツダが発表した新技術、「G-VECTORING CONTROL(ジーベクタリングコントロール、GVC)」の発表会は、試乗車が用意され、栃木のテストコースで行われた。細かいコーナーが連続する舗装のハンドリング路での比較試乗の様子を動画とともにお伝えする。

【画像全23枚】

試乗に使われた車は、『アクセラ』スポーツ。2.2リットルのディーゼルエンジン、マニュアル車。タイヤは215/45R18となる。

ハンドリング路は、3速など高めのギアでスピードを維持しながら走るのは意外と難しく、とくにコーナーでは、微妙なハンドルの修正、アクセルとブレーキによる速度調整が必要で、慣れていない道だと、ブレーキをかけすぎたり、アクセル操作と一致しなくて、コーナーのGと相まって車がぎくしゃくした動きになりやすい。

GVCをオンにすると、コーナーのアプローチでも的確なトルク制御で進入することになるため、ハンドルの操作もほぼ一発で決まる。複合コーナーなどで切り足しをしても同じだ。ハンドルにしてもアクセルにしても、無駄な操作が必要なく、車の動きが非常にマイルドになる。おそらく燃費も向上するのではないか。燃費への影響は微少かもしれないが、アイドリングストップが数ミリリットルのガソリン節約の積み重ねだとすれば、考え方はあまり変わらない。

ハンドリング路では、同じ感覚で運転しようとすると、GVCオンのほうがオフのときよりスピードが若干高くなる。車の無駄な動きをなくしてくれる分、直線でもコーナーでも自然と速度が上がってしまうようだ。GVCの原理と実装された制御ロジックは、車速域や速度の上下限は関係ないといい、スタート直後から常にGVCの制御が行われている状態だという。

路面や速度域に関係なく効果を発揮するとしたら、例えばレースやジムカーナなどの車両に適用したらどうなるだろうか。とくにジムカーナ、ダートラ、ヒルクライムなどタイムトライアル系の競技では、タイムアップにつながるのでは? 競技車両への応用も期待したくなる技術だ。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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