BASF第1四半期決算、営業利益は6%減の19億ユーロ…化学品部門などが不振

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BASF年次総会
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BASFは、2016年第1四半期(2016年1月~3月)の業績を発表。前年同期に42億ユーロ(約5195億円)の売上を計上していたガス取引・貯蔵事業の売却などにより、売上高は前年同期比29%減の142億ユーロ(約1兆7564億円)となった。

原油価格の下落によって、特に化学品部門の売上が減少。販売量は全体的には前年同期の水準を維持したが、機能性材料部門、石油・ガス部門、高性能製品部門で微増、農業関連製品部門と化学品部門では微減となった。

営業利益(EBIT)は同6%減の19億ユーロ(約2350億円)。利息・税金・償却控除前利益(EBITDA)は同3%減の28億ユーロ(約3463億円)。税引前及び少数株主持分控除前利益は同8%減の17億ユーロ(約2102億円)。純利益は同15%増の14億ユーロ(約1731億円)となった

2016年の見通しについては、天然ガス取引・貯蔵事業の売却により、売上高は大幅減。平均原油価格1バレル40ドルと想定し、特別項目控除前営業利益は2015年比で微減と予想した。

《纐纈敏也@DAYS》

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