JR東日本のクルーズトレイン『四季島』、来年5月から運転…旅行代金は最大190万円

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JR東日本が計画しているクルーズトレイン『四季島』専用車両の外観イメージ。来年5月からの運転が決まった。
JR東日本が計画しているクルーズトレイン『四季島』専用車両の外観イメージ。来年5月からの運転が決まった。 全 3 枚 拡大写真

JR東日本は5月10日、豪華寝台列車(クルーズトレイン)『TRAIN SUITE 四季島』の運転開始日を2017年5月1日に決めたと発表した。同列車を利用するツアー商品の申込み受付も始まった。

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『四季島』は10両編成の専用寝台車両を使用するツアー列車。編成の両端2両(1・10号車)は展望エリア付きの動力車で、他にデラックススイート車1両(5号車)、スイート車5両(2~4・8・9号車)、ダイニング車1両(6号車)、ラウンジ車1両(7号車)で構成される。スイート車は全5両で「スイート」15室を設置。デラックススイート車にはフラットタイプの「デラックススイート」と、メゾネットタイプの「四季島スイート」を各1室設ける。全ての部屋にシャワーとトイレが設置される。

JR東日本の発表によると、2017年5・6月は3泊4日コースと1泊2日コースを設定。出発日は3泊4日コースが5月1・15・29日と6月5・12・19・26日、1泊2日コースが5月6・20日と6月3・10・17・24日になる。

3泊4日コースは、東京を出発して東北・北海道エリアを巡回し、東京に戻るパターン。行程は1日目が上野11時40分頃発~日光14時10分頃着・17時00分頃発で車中泊。日光で下車観光が行われる。2日目は函館6時20分頃着・12時20分頃発~伊達紋別15時20分頃着~登別16時10分頃着で、函館で下車観光を実施。利用者はニセコエリアか登別エリアの宿に泊まる。

3日目は、東室蘭10時00分頃発~洞爺11時00分頃発~新函館北斗13時20分頃着~青森16時40分頃着・21時20分頃発~弘前21時50分頃着。新函館北斗~弘前間は「縄文コース」と「五能線コース」の二つが設定されており、「縄文コース」は『四季島』に乗り続けて青森駅で下車し、三内丸山遺跡を観光。「五能線コース」は新函館北斗駅から北海道新幹線と五能線の観光列車『リゾートしらかみ』に乗り継いで、弘前駅で『四季島』に戻る。弘前駅は22時20分頃に発車して車中泊となる。

最終日は鶴岡5時20分頃着・5時30分頃発~あつみ温泉6時00分頃着・7時30分頃発~新津9時30分頃着~東三条12時30分頃発~上野17時20分頃着。下車観光は加茂水族館(鶴岡駅下車)かあつみ温泉(あつみ温泉駅下車)のどちらか一方を選択できるほか、車内に滞在することもできる。また、新津~東三条間は別の列車かバスなどで新潟県燕市に移動して下車観光になる。

1泊2日コースも東京発着だが、信州方面と南東北方面を巡回する。1日目は上野9時20分頃発~塩山11時50分頃着・16時30分頃発~姨捨20時40分頃着・21時30分頃発で車中泊。塩山駅と姨捨駅で下車観光を行う。スイッチバックの姨捨駅から眺める平野部(善光寺平)は日本三大車窓の一つとして知られており、同駅には『四季島』利用者に眺望を楽しんでもらうための「夜景バー」が新たに整備される。2日目は、会津若松7時30分頃着・11時20分頃発~上野16時20分頃着の行程になる。

3泊4日コースの旅行代金(一人あたり)は、スイートが74~77万円。デラックススイートは89~90万円、四季島スイートは94~95万円。基本的に2名1室での販売になるため、実際の販売額は148~190万円になる。ただしスイートは一人での利用も可能で、その場合は111万~115万5000円になる。一方、1泊2日コースは一人あたり32~45万円で、スイートの一人利用は48万円になる。

申込みはJR東日本の『四季島』ウェブサイトで受け付けている。2017年5・6月出発分の締切は今年6月30日。抽選方式による販売で、抽選結果は7月頃に発表される予定だ。このほか、2017年6月17日出発(1泊2日)と同年6月26日出発(3泊4日)のツアーが別の旅行会社によって企画・販売される予定だ。

《草町義和》

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