“DIATONE SOUND.NAVI”に換えると何故「純正スピーカーのままでも音が良くなる」のか

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ダイヤトーン・サウンドナビ NR-MZ100
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「“DIATONE SOUND.NAVI”は音が良い」。これは紛れもない事実である。何故なら“DIATONE SOUND.NAVI”は、「他のナビにはないスペシャリティをいくつか有しているから」だ。スペシャリティとは一体何なのか…。2回にわたり、その中身をズバリと解説していく。

■一般的なカーオーディオでは、“ステレオ”を正しく再現できない…。

真っ先にご紹介したい“DIATONE SOUND.NAVI”ならではのスペシャリティとは、「サウンドチューニング能力の凄さ」である。他では実現できていない特別な機能を、“DIATONE SOUND.NAVI”は持っているのだ。これを使えば、スピーカーが純正のままであったとしても、音質をガラリと変えられる。

そのスペシャル機能の名前は、『マルチウェイタイムアライメント』である。

『タイムアライメント』という機能は割と一般的なのだが、“DIATONE SOUND.NAVI”のそれには“マルチウェイ”という言葉が付いている。そこにスペシャリティが隠されているのである。

まずは、一般的な『タイムアライメント』がどのような機能なのか、からご説明していこう。これが何なのかをひと言で言うならば、「近くにあるスピーカーの発音タイミングを遅らせる機能」ということになる。

次に、この機能の有用性をご説明していこう。

最初に、「ステレオとは何か」からご理解いただきたいと思う。ステレオとは、「音楽を左右のchに分けて録音し、それを左右2本のスピーカーで再生するシステム」のことを指す。こうすることで「音楽を立体的に感じられるようになる」のだ。ただし、これを成り立たせるためには、1つ重要な条件が存在している。それは、「左右のスピーカーから等距離の場所で聴く」というものだ。

ところが、カーオーディオではこの条件が成立しない。右ハンドル車の運転席で考えると、右のスピーカーが近くに、左のスピーカーが遠くにある。この状況においては、「正しいステレオイメージの再現」は、そもそも無理なのだ。

しかし、『タイムアライメント』があれば話は変わる。近くにあるスピーカーの発音タイミングを遅らせることが可能となり、あたかも左右のスピーカーから等距離の場所にいるかのような状態を作り出せるのだ。

しかし…。

最近のクルマの多くは、高音再生を担当するトゥイーターと、中・低音再生を担当するミッドウーファーの両方が備えられていて、それぞれが別の場所に装着されている。ということは、正しくステレオイメージを再現するためには、「すべてのスピーカーから等距離の場所」で聴いているような状況を作り出す必要がある。つまり、フロントの4スピーカー“すべて”を“個別”にコントロールしなければならないのだ。

■“DIATONE SOUND.NAVI”を入れるだけで、本格システムが完成する

それをしようと思ったら、本格的なカーオーディオシステムを組むしかない。4つのスピーカーに対して個別にパワーアンプの1chをあてがい、個別コントロールが可能なDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)を用意する必要があるのだ(このような本格システムは通常、“マルチアンプシステム”と呼ばれている)。

ところが…。

“DIATONE SOUND.NAVI”では、“マルチアンプシステム”を組まずとも、トゥイーターとミッドウーファーを“個別”に、そして“緻密”にコントロール可能なのだ。それを可能にする機能こそが、『マルチウェイタイムアライメント』というわけなのだ。

これが可能となることの効果は絶大だ。調整が正しく行われれば、たとえ純正スピーカーのままであっても、目の前にリアルなサウンドステージが広がるのである。ボーカルはセンターに浮かび上がり、各楽器の位置関係をも把握できるようになる。左右の関係はもちろん、前後の関係すらもイメージできる。

音楽のリアリティが増すと、心地良さが倍増する。そして説得力が増すので、より強烈に曲の世界に引き込まれ、感動が大きくなる。

こうして“DIATONE SOUND.NAVI”は、高音質を実現しているのである。

さて次週は、“DIATONE SOUND.NAVI”だけが持つ、もう1つのスペシャリティについて解説していく。次回の当記事も、お読み逃しなきように。

“DIATONE SOUND.NAVI”に換えれば「純正スピーカーのままでも音が良くなる」のは何故!? その1「音調整能力」の凄さについて

《太田祥三》

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