三菱自の不正「なぜ日本だけ」...益子会長続投し、18日までに原因解明

自動車 ビジネス 企業動向
続投し原因究明に道筋をつける三菱自動車、益子会長(11日・国土交通省)
続投し原因究明に道筋をつける三菱自動車、益子会長(11日・国土交通省) 全 2 枚 拡大写真

11日午後、国土交通省への報告を行った三菱自動車は、相川哲郎社長、横幕康次執行役員・開発本部長に加えて、初めて益子修会長の3人がそろって会見を行った。

一連の燃費不正操作について益子氏は謝罪。

「大変申し訳なく思っている。当社には多くの利害関係者、販売会社、部品会社、従業員とその家族、皆さんに大変申し訳なく思っている」

原因解明に全力を尽くして道筋をつけるとした。辞任は否定。

「できるだけ早く原因を解明して、生産再開をしたいが、最終的には5月18日までに全容を明らかにしたい。非常に多くの人を対象にインタビューしているので、対象者が広く時間がかかっている。これからをみなさんに見ていただき、評価していただきたい」

全容解明の関心は、国内でしか起きていないという同社の認識だ。「海外ではそれぞれの国の法規にのっとって適切に行われている」と、販売停止などの影響を否定。

「なぜ日本向けで起きたのか。私も同じ疑問を持っているが、お恥ずかしい話、現状ではわかりにくい。なぜ米国欧州についてはしっかりやったのか。なぜ日本ではそういう(法に沿わない)測定をしたのか。納得行く説明を得られてない。ここに根本的なおかしさがある。それがわかれば、大部分がわかると思っている」

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る