メルセデス SLK、米国でリコール…電装系に不具合

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メルセデスベンツ SLK
メルセデスベンツ SLK 全 1 枚 拡大写真

ドイツの高級車、メルセデスベンツの小型オープンカー、『SLK』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAから、SLKに関するリコールの届け出を受けた、と公表している。

今回のリコールは、電装系の不具合が原因。NHTSAによると、SLKのイグニッションスイッチへのバックアップ電源の供給が適切に行われていない可能性がある。これにより、走行中にメインバッテリーからの電力が途絶え、9速ATがPレンジに入らなくなり、電気式パーキングブレーキも作動しない恐れがあるという。

この状態で車両を停止させるには、ブレーキを踏むしかなく、ドライバーが車両から降りた場合、車両が動き出し、横転や負傷するリスクが高まるという。

リコールの対象となるのは、2016年モデルの「SLK300」グレードの一部。米国で販売された223台が、リコールに該当する。

メルセデスベンツUSAでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店でイグニッションスイッチの配線を修正し、ソフトウェアを更新するリコール作業を行う。

《森脇稔》

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