オートバックス通期決算…売上高0.6%減、暖冬で冬季商品不振

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オートバックスセブンは5月10日、2016年3月期(2015年4月-2016年3月)の連結決算を発表した。

それによると、売上高2081億4200万円(前年同期比-0.6%)、営業利益67億0100万円(+4.6%)、経常利益77億8000万円(-5.7%)、純利益は43億7100万円(-5.2%)だった。

カー用品販売は、ドライブレコーダーなどの拡販に努めたものの、国内の自動車販売の低迷に伴い、カーナビや車内アクセサリーなどの需要が減少。また、第3四半期における記録的な暖冬の影響によりスタッドレスタイヤ、ホイール、チェーンなどの冬季商品の売上が減少した。

車検・整備は、来店客に対する声掛けや、電話・インターネット予約の推進などにより、車検実施台数は前年同期比2.7%増加の60万4000台となった。

車買取・販売は、カーズ加盟店舗数の増加に合わせ全国規模でのTVコマーシャルを実施し、特許を取得したシステム「査定Dr.」を利用した査定を強化したことにより、買取台数が増加し、オートオークションなど中古車販売業者向け販売が伸長。また個人向けの新車・中古車販売も前年実績を上回り、総販売台数は前年同期比13.4%増加の約2万7000台となった。

カー用品販売の売上減少があったものの、販売費および一般管理費を抑えたことで2期ぶりの営業増益を確保。しかし、国内店舗子会社の店舗の減損などによる特別損失5億8500万円を計上したことなどで、純利益は2期連続の減益となった。

今期の通期業績見通しについては、売上高21億4900万円(+3.2%)、営業利益80億円(+19.4%)、経常利益89億円(+14.4%)、純利益58億円(+32.7%)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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