スバル富士重、17年3月期の営業利益は26%減の4200億円を予想

自動車 ビジネス 企業動向
富士重工業 吉永泰之社長
富士重工業 吉永泰之社長 全 2 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)は5月12日、2016年3月期の連結決算と今期(17年3月期)の業績予想を発表した。今期は円高が響き営業利益は前期比26%減の4200億円と、5期ぶりの減益を見込んだ。

今期の連結世界販売は10%増の105万台を計画、達成すれば5年連続での過去最高となる。主力の北米は10%増の69万6000台を計画した。為替は1ドル105円、1ユーロ120円を前提にしており、営業損益段階で1686億円の減益要因になる。販売増で999億円の増益効果を見込んでいるものの、円高の影響が収益を圧迫する。純利益は33%減の2930億円と、5期ぶりの減益予想。

16年3月期は北米販売の好調などにより、営業利益は前期比34%増の5655億円、純利益は67%増の4366億と大幅増益になり、いずれも4期連続での過去最高となった。吉永泰之社長は今期の予想について「為替影響を除いて230億円の営業増益を確保する。引き続き為替変動を除いたところの実力を上げていきたい」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  7. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  8. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  9. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
  10. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
ランキングをもっと見る