日産ゴーンCEO、国内販売「3~5位というのは普通ではない。決してあきらめない」

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日産自動車 カルロス・ゴーン CEO
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日産自動車のカルロス・ゴーンCEOは5月12日に横浜市の本社で開いた決算会見で、確固たる2位を目標に掲げる国内市場の販売が依然低迷していることについて「3~5位というのは普通ではない」とした上で、「決してあきらめない」との考えを示した。

ゴーンCEOは「日産が国内市場で2つめに大きなブランドでないということは普通ではない。中国では日系ブランドナンバー1、そしてアジアブランドとして欧州では首位の座にある。最近は米国でホンダを抜いて日系ブランド2位になっている。だから国内市場で3~5位というのは普通ではない」と現状に不満を示した。

その上で「これまで一所懸命やってきて、まだ結果はでていないが、商品、技術そして販売網にも取り組み、実際に成功するまで頑張る。これは決してあきらめない。そして我々のチームはそこに集中している」と述べた。

さらに「今回の三菱自動車との提携関係の強化は、日産が国内市場に集中している、だから日本企業とタイアップする。そうすることで軽自動車事業を強化する。さらに一部の資産も共有しようとしている。そこが今回の三菱自との提携のメッセージ。国内市場に関心がある。国内市場のパフォーマンスは気になっている。全力を尽くして我々にふさわしいポジションである2位を目指す」と強調した。

《小松哲也》

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