テスラの新型EV、モデル3 …最終設計は未完了

エコカー EV
テスラ モデル3
テスラ モデル3 全 3 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズが3月31日、米国で発表した新型EV、『モデル3』。同車の最終的な設計が、完了していないことが判明した。

これは5月10日、テスラモーターズが開示したSEC(米証券取引委員会)提出の四半期報告書において、明らかになったもの。同社は、「モデル3の最終的な設計は、完了していない」と公表している。

モデル3は、標準的なモデルが0-96km/h加速6秒以内。1回の充電での航続可能距離は、346km以上。米国ベース価格は、3万5000ドル(約375万円)と、上級EV『モデルS』の半額以下。それだけに、モデル3への顧客の関心は高く、先行予約が発表3週間でほぼ40万台に到達する人気となった。

しかし今回、モデル3の最終的な設計が、完了していないことが明らかに。さらに同社は、「モデル3の部品の調達と生産の一部が決定していない」とし、「現在、モデル3の生産に向けて、サプライヤーの評価や選考を行っている」と説明した。

なお、テスラモーターズの当初の計画では、モデル3の生産開始は2017年終盤を予定している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
  5. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る