ホンダは5月13日、2016年3月期(2015年4月-2016年3月)の連結決算を発表した。
それによると、売上高14兆6011億円(前期比+9.6%)、営業利益は5033億円(-24.9%)、税引き前利益は6354億円(-21.2%)、当期純利益は3445億円(-32.4%)だった。
北米における主力車種のフルモデルチェンジや各地域への『HR-V』投入による利益増はあったが、タカタ製エアバッグのリコール費用など、販売費及び一般管理費が増加。24.9%の営業減益となった。
2015年度通期における四輪の連結売上台数は、国内での減少を北米の好調な販売がカバーし、363万6000台(+3.5%)を記録。二輪はブラジルやインドネシア、タイなどで減少し、1057万2000台(-1.4%)となった。
今期の業績見通しについては、売上高13兆7500億円(-5.8%)、営業利益6000億円(+19.2%)、税引き前利益7050億円(+10.9%)、純利益は3900億円(+13.2%)とした。