首都高で200km/h暴走、4人を逮捕 死亡事故で発覚

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昨年10月、神奈川県川崎市川崎区内の首都高速道路湾岸線で改造車を使った違法競争を繰り広げたとして、神奈川県警は11日、東京都瑞穂町内にに在住する29歳の男ら4人を道路交通法違反(共同危険行為)容疑で逮捕した。200km/h超の速度でレースまがいの走行をしていたという。

神奈川県警・高速隊などによると、今回逮捕された4人を含む7人は2015年10月25日の午前4時ごろ、改造した乗用車7台を使い、東京都大田区から神奈川県川崎市川崎区内の首都高速湾岸線西行き(片側3車線の直線区間)で集団暴走。一時的に200km/h超の速度で走行するなど、違法な競争を繰り広げた疑いがもたれている。

このうち1台のクルマが川崎市川崎区浮島町付近の多摩川トンネル内で前走していた中型トラックに追突する事故を起こし、運転していた41歳の男性が死亡。トラックは隣車線のクルマも巻き込み、車両4台が関係する多重衝突に発展した。

警察では目撃証言などから「これらのクルマが公道を使った違法競争型の暴走をしていた」と判断。これまでに2台を摘発。残る4台の運転者を今回摘発し、逮捕に踏み切った。

今回逮捕された4人のうち、2人は容疑への関与を大筋で認めているが、残る2人は「レースはしていない」などと供述し、容疑への関与を否認しているという。警察では事故発生の経緯を含め、4人が関与した状況について改めて調べを進める方針だ。

《石田真一》

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