IHI、航空・宇宙・防衛事業好調で増収、ターボチャージャー販売台数はマイナス…2016年3月期決算

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IHIが発表した2016年3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比82.8%減の97億円と大幅減益だった。

売上高は同5.7%増の1兆5393億円と増収だった。民間航空エンジンの増加や資源・エネルギー・環境事業が伸びた。ターボチャージャーの販売台数は前年同期比9%減の536万台と減少した。

収益では、「航空・宇宙・防衛」セグメントが大幅増益となったものの、採算が悪化しているF-LNG・海洋構造物事業でのコスト増加などの影響で営業利益は同65.1%減の220億円と大幅減益となった。当期純利益は、ボイラ工事案件で工事遅延に伴う費用の特別損失を計上したため、同83.2%減の15億円だった。

今期の通期業績見通しは、売上高が同3.9%増の1兆6000億円、営業利益が同194.8%増の650億円、経常利益が同466.1%増の550億円、純利益が300億円となる見通し。

ターボチャージャーの2016年度の販売見通しは650万台を予想する。

《レスポンス編集部》

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