【スズキ バレーノ 試乗】実質重視派に魅力的な存在の「XG」…島崎七生人

試乗記 国産車
スズキ バレーノ XG
スズキ バレーノ XG 全 5 枚 拡大写真

ショーモデルに対し量産型では全幅方向が“調整”されたが、全体の個性的な雰囲気はそのまま。上級の「XT」とはヘッドランプの違いで、幾分かオットリとした表情に見えるのがコチラの「XG」だ。

【画像全5枚】

位置づけはベースグレードだが、搭載エンジンはナチュラルアスピレーションながら4気筒の1.2リットルと、XTの3気筒1リットルより大きい。ただしJC08燃費データは24.6km/リットルと、より高数値(ガソリンもレギュラーだ)。

実車だが、XTと乗り較べると差は実感した。とくにパワー感はスピードを乗せると感じることができる…そんな印象。だがCVTの組み合わせなので、的確なアクセルワークで走らせることでカバーできる。乗り味も15インチながらXTの16インチより若干、雑味があった(メイク、生産国は同一)。走りの気持ちよさの点ではXTに一歩譲る…というのが率直な感想だ。

が、実用面では何ら差はない。空調スイッチはオーソドックスなダイヤル式でこれは直感操作を受け付けてくれる。メーターも中央の液晶表示は専用だが、左右のスピード/タコメーターのダイヤルはくっきりと見やすい共通デザイン。リヤシートのスペースや、床面の高さが2段階に可変可能なトランクスペースも同じだ。小回りが効く実感がかなりある、最小回転半径4.9mはXGでも同じだ。

「レーダーブレーキサポートII」など安全支援関係の機能・装備も標準とのこと。その上で140万円台のプライスタグなのだから、実質重視派には魅力的な存在であるはずだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハーレーの新型は「自動車免許」で乗れる!…土曜ニュースランキング
  2. レクサス『IS』が14年ぶりフルモデルチェンジへ ! 600馬力のBEVセダンに変身!?
  3. ホンダ『CT125 ハンターカブ』の3Dモデルを無料配布開始、クリエイター向け素材提供サービス「CLIP STUDIO ASSETS」
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ300』に専用エアバッグ搭載、オートリブと共同開発
  5. 【日産 ルークス 新型試乗】ルークスが「馴染みやすい軽自動車」に感じさせる理由…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る