日本・韓国・ドイツ・台湾の船会社6社が提携…「ザ・アライアンス」を設立

船舶 企業動向
1万4000TEU型コンテナ船「NYK BLUE JAY」(参考画像)
1万4000TEU型コンテナ船「NYK BLUE JAY」(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

日本郵船は、アジア・欧州を代表するコンテナ運航船社5社と、アジア/欧州・地中海航路、アジア/北米西岸・東岸航路、大西洋航路、アジア/中東航路といった東西航路に新たに「ザ・アライアンス」を設立することで基本合意した。

「ザ・アライアンス」は、日本郵船、韓進海運(韓国)、Hapag-Lloyd(ドイツ)、川崎汽船(日本)、商船三井(日本)、陽明海運(台湾)の6社で構成する。合計620隻以上の船隊を運航しており、世界シェアの約18%、350万TEUの船腹量を持つ業界を代表するアライアンスとなる。

新アライアンスのサービスは、今後竣工予定の最新鋭の大型コンテナ船を順次投入し、より広範なネットワークを形成し、高いスケジュール遵守率の実現を目指す。また、アジア、北米、欧州、地中海、中東の寄港地を増やし、直行サービスを充実させることで高頻度で、競争力のあるトランジットタイムを実現し、多様化する顧客ニーズに対応する。

新アライアンスの最初の合意期間は5年間で、2017年4月頃からのサービス開始に向け、各関係当局からの承認取得を含め、今後必要な諸手続きを実施する。

《レスポンス編集部》

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