VWジャパン、シェア社長「客足は徐々に回復、ディーゼルモデル投入も予定」

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VWジャパン ティル・シェア 社長
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フォルクスワーゲングループジャパンのティル・シェア社長は、昨秋の排ガス不正問題発覚以降、落ち込んでいる国内での販売について「客足は徐々に回復している」との認識を示した。

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シェア社長は5月17日に都内で開いた記者会見後、報道陣の囲み取材に応じ「2016年に入り客足は徐々に回復している。ディーラーへの来客数も増えており、日本での受注台数も伸びている」と述べた。

15年暦年および年度ベースでも輸入車シェア首位の座をメルセデスベンツに明け渡したことについては「VWは日本で60年以上存在している。保有台数も65万台と大変成功しているので、日本市場で引き続き存在感を維持していきたい。皆様への信頼回復に努めたいと思っている」と強調。

さらに「私にとって一番の重要事項は日本のお客様からの信頼回復を頂くことにある。まずはお客様の信頼を回復した上で、日本のお客様の満足度を向上させることが第一。それ以外のことは、それ以降となるが、きちんと満足度を上げていけば成果もでてくると考えている」と語った。

発売が延期されているディーゼルエンジン搭載車については「ディーゼルを日本に導入する予定はある。VWのディーゼルエンジンは非常にダイナミクス性能が備わっており、燃費も良いので日本市場に向いていると考えている。投入時期自体は遅れるとは思うが、ディーゼルモデルは投入する」と明言した。

《小松哲也》

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