スズキ鈴木会長「お客様に迷惑かけないので販売続ける」…210万台が国の規定と異なる燃費試験

自動車 ビジネス 企業動向
現在販売している新型車、スズキ バレーノ(参考画像)
現在販売している新型車、スズキ バレーノ(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長、鈴木俊宏社長らは5月18日、国土交通省に燃費データの測定方法について、国の規定とは異なる測定を行っていたと報告し、同省で記者会見した。

【画像全2枚】

このなかで鈴木社長は、空気抵抗など燃費に関する試験について実測したデータを使わなかったことを示し、対象車両は「2010年以降のモデルであり、210万台を少し超える」と明らかにした。国内販売している16車種すべてが該当するという。

ただ、燃費性能については自社確認した結果、いずれも国の認証値との差異が「5%まで全然いっていない」(本田治副社長)とした。このため鈴木会長は「お客様にご迷惑をかけることはないので、販売は続けさせていただく」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  4. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
  5. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る