RVR の走行抵抗データ、やはり机上計算のみ…三菱燃費不正問題

自動車 ビジネス 企業動向
三菱 RVR(資料画像)
三菱 RVR(資料画像) 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車は5月18日、国土交通省へ提出した燃費不正操作の報告書で、RVRの走行抵抗データについて、机上計算のみで行っていたことを正式に認めた。

【画像全3枚】

三菱自動車は11日の記者会見で、RVRなど軽自動車以外の現行車種について、走行試験をせず机上計算などで燃費データを取得していた疑いがあると発表していた。

今回の報告書によると、RVRは走行抵抗を実測せず、不正に操作された他車種のデータから机上計算。また『パジェロ』のガソリン車では、過去の測定データの中から、転がり抵抗と空気抵抗を別の車の低い値を恣意的に組み合わせて使用。『アウトランダーPHEV』、『アウトランダー(ガソリン車)』、『デリカD:5』、RVR、パジェロについては、重量補正・CVTの改良補正・タイヤの改良補正など、過去の試験結果などを基に、机上計算を実施していたとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  2. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  3. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  4. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  5. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る