自工会 西川新会長、「あってはならないこと」…燃費データ問題

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自工会 西川廣人会長
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日本自動車工業会は5月19日に理事会と定時総会を開き、新しい会長に西川廣人副会長(日産自動車CCO兼副会長)を選任した。任期は2年。

また5人の副会長のうち、三菱自動車工業の相川哲郎社長が燃費データ改ざん問題を受けて辞任し、同職は当面4人で運営することとなった。理事会後に豊田章男副会長(トヨタ自動車社長)らとともに、正副会長会見に臨んだ西川会長は「われわれ自動車産業は国際競争に対応できる技術力は十分にある。規模、質の面で世界で存在感を持っていけるようにしたい」と、抱負を述べた。

燃費データの改ざんや規定外の測定問題に対しては「あってはならないことである。真の原因を究明して、国土交通省の指導も受けながら、再発防止策を作っていただきたい」と語った。

一方、国内新車市場の動向については「足元は微増で推移していく」と展望、自動車業界としては「魅力ある商品投入で市場を活性化させたい」と強調した。

《池原照雄》

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