ヒュンダイ米国販売、8.5%減の6.2万台…主力SUVは倍増 4月

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新型ヒュンダイ ツーソン(米国仕様車)
新型ヒュンダイ ツーソン(米国仕様車) 全 6 枚 拡大写真

ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは5月上旬、4月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、月販新記録の6万2213台。前年同月比は8.5%減とマイナスに転じた。

乗用車系では、主力ミドルセダンの『ソナタ』が、前年同月比15.1%減の1万5211台と後退。高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、6.8%増の3374台と好調を維持。このうち、『ジェネシスセダン』は、4月の新記録を打ち立てた。

一方、小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、1万2361台を販売。前年同月比は43.6%減と、5か月連続のマイナス。フラッグシップサルーンの『エクウス』も、前年同月比7.9%減の164台と、前年割れが続く。

SUV系では、新型に切り替わった主力車の『ツーソン』が、前年同月のおよそ2倍の7718台を販売し、4月の記録を更新。一方、『サンタフェ』は28.9%減の7150台と、6か月連続のマイナスだった。

ヒュンダイモーターアメリカの2016年1‐4月新車販売は、前年同期比2%減の23万5543台。同社のデリック・ハタミ副社長は、「ジェネシスセダンとツーソンが4月の新記録を打ち立てた」と語っている。

《森脇稔》

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