金星探査機「あかつき」に搭載の観測器が定常観測に移行…金星の観測を開始

宇宙 テクノロジー
IR2カメラが撮影した金星夜面
IR2カメラが撮影した金星夜面 全 2 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」に搭載された観測機器のうち、4つのカメラと超高安定発振器が定常観測に移行したと発表した。

今回、1μmカメラ(IR1)、2μmカメラ(IR2)、中間赤外カメラ(LIR)、紫外イメージャ(UVI)、超高安定発振器(USO)の定常観測への移行を判断した。今後、本格的な観測に移行する。

雷・大気光カメラ(LAC)については引き続き慎重に調整している。

今後は、世界最先端の金星研究のためにデータを継続的に取得する予定。

金星探査機「あかつき」(PLANET-C)は、火星探査機「のぞみ」(PLANET-B)に続く日本による惑星探査計画で、金星の大気の謎を解明することが目的。

《レスポンス編集部》

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