レクサス山本EVP「レクサスをさらに一段高いステージに引き上げていく」

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レクサスインターナショナル 会見
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レクサスインターナショナルで製品企画、開発などを担当する山本卓EVPは5月19日に都内で会見し、「最後まで妥協せずに限界を超える挑戦を念頭にレクサスをさらに一段高いステージに引き上げていく」と語った。

山本EVPは「目指しているのはエボリューションではなく、レボリューション。感動をもたらすためにデザイン、走り、先進技術、匠の領域、これらの面で次のステージへシフトする」と強調。

その具体的な手段として「ひとつめはブレイヴデザイン。つまり挑戦するデザイン。優れたプラットフォームは挑戦する美しいデザインの達成を助ける。例えばLCのようなローアンドワイドなプロポーション、官能的な商品の実現を助ける。その素晴らしいデザインは、素晴らしい性能につながっていく」と述べた。

2つめは「すっきりとして奥深いパフォーマンス。素直なハンドリングでありながら、どのような路面の状況でもフラットにいなす。ひとことで言えばすっきりとして奥深いドライブフィールをレクサスの乗り味として開発に反映していく。極限まで車を追い込み、痛めつける中でも平然と走ることができるポテンシャルを身に付け、平常な道ならば乗り心地に満足できる性能を達成すること」とした。

さらに「そしてイマジネーティブテクノロジー。さらに様々な利便性の高い、創造力の溢れる技術を開発することで未来に挑んでいく。例えば人工知能やビッグデータを通じて、より安全な便利な運転を実現していく。2020年頃をターゲットにして自動運転やFCの投入も視野に入れて開発を進めている」ことを明かした。

また山本EVPは「レクサスはどの車にも匠の技が織り込まれているが、この匠の技が他車とは一線を画すレクサス独自の奥深さを造り上げる。これまでも縞杢(しまもく)やバンブーなどを採用してきたが、さらに日本ならではの感性きめ細やかなモノづくりを新たな領域でも挑戦していく」とし、「。例えば職人による手の込んだ技を工業製品として取り込む検討や、ひとつひとつ手作業で織り込んだ日本ならではの素材を内装に採用する検討などを進めていく」と述べた。

その上で「これらの取り組みを成功させるためにお客様を第一に考えた発想と、最後まで妥協せずに限界を超える挑戦を念頭にレクサスをさらに一段高いステージに引き上げていく」との方針を示した。

《小松哲也》

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