GMの燃費誤表示、顧客に金銭補償へ…米国

自動車 ビジネス 企業動向
GMC アカディア
GMC アカディア 全 3 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GM。同社が米国で販売中の一部車種の燃費を誤表示していた件で、顧客への補償を行うことが分かった。

画像:GMのSUV3車

燃費を誤表示していたのは、シボレー『トラバース』、ビュイック『アンクレイブ』、GMC『アカディア』の中型SUV3車種。いずれも、3.6リットルV型6気筒ガソリンエンジン搭載車で、実際よりも1ガロン当たり最大2マイル(約0.9km/リットル)燃費を良く表示していた。

GMは、「誤表示は単純なミスで、意図的なものではない」、との立場。しかし5月20日、GMはすでに米国で販売した分について、顧客にガソリン代の差額を補償することを決めた。

GMによると、顧客に対する補償額は、450ドル(約5万円)から1500ドル(約16万5000円)。

米国では、およそ13万5000人の顧客が対象。補償の総額は、1億ドル(約110億円)に達すると見られる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  2. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  3. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  4. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る