【第100回インディ500】佐藤琢磨、好感触の予選12位「これまでで最も素晴らしいマシン」

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インディ500の予選で12位となった#14 佐藤琢磨。
インディ500の予選で12位となった#14 佐藤琢磨。 全 8 枚 拡大写真

現地21~22日、今年で100回目となる「インディ500」の公式予選が実施され、佐藤琢磨は充実の手応えを伴う予選12位、4列目アウトサイドのスタート位置を確保した。ポールポジションはホンダ勢のジェームズ・ヒンチクリフが獲得。

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1911年に始まったインディ500(今季インディカー・シリーズ第6戦)は、戦争による中止を挟んで今年が100回目の開催。シリーズタイトル以上の価値をもつといって間違いないアメリカ最高の大一番、インディアナポリス・モータースピードウェイには例年インディカー・シリーズの通常ラウンドより多いエントリー台数が集まるが、今年もおよそ5割増しといっていい33台が参戦して予選が争われた。

第100回インディ500の予選は、各車単独での4周連続タイムアタック、1周2.5マイルのオーバルコースなので計10マイル=約16km走行の平均速度によって決まる。複数回のアタックも可能な初日の結果で上位9台の「ファスト9」と10位以下のグループとに分けられ、2日目はそれぞれのグループ内での最終順位を一発勝負の4周アタックで競う。

佐藤琢磨(#14 AJ.Foyt Racing/ホンダ)は初日16番手でファスト9進出ならなかったが、2日目には10位以下グループの24台中3番手という好走を見せた。予選順位を12位に上げ、スタート位置は1列3台ずつのグリッドにおける4列目アウトサイドに決まった。

#14 佐藤琢磨のコメント
「予選初日のプラクティスではマシンの安定感がありませんでしたが、セッティングを大胆に変更して臨んだ予選ではマシンがスピードを取り戻し、16番手につけることができました。苦境に陥りながら、そこから盛り返すことができたのはチームに力が備わっているからです。

そして、予選2日目のアタックでは(現状で)最高の走りを実現できました。暑くなったコンディションにセッティングをどれだけ合わせられるか、実力のあるチームでも失敗するところがあるなか、私たちのチームは冷静に対処し、素晴らしいマシンを用意してくれました。

これまで経験してきたインディ500の予選で、最も素晴らしいマシン(状態)でした」

順位的には決して大喜びできる結果ではないが、とにかく手応えの良さがあるところが頼もしい。そもそもインディ500は、勝敗においてスタート位置の占める比重がそれほど高くはない性質のレースともいえる。琢磨が優勝寸前まで迫った2012年もスタート位置は7列目、19番手だった。7回目のインディ500挑戦となる琢磨、目指すはもちろん初制覇のみである。

ファスト9の戦いはシボレー勢4台、ホンダ勢5台によって争われ、ポールポジションはホンダのジェームズ・ヒンチクリフ(#5 Schmidt Peterson Motorsports)が獲得。ライアン・ハンターレイ(#28 Andretti Autosport)が3位で、ホンダがフロントロウに2台を送り込んだ。ややホンダ優位に思える流れも琢磨には好材料であろう。2位はジョセフ・ニューガーデン(#21 Ed Carpenter Racing/シボレー)。現在シリーズ戦3連勝中のシモン・パジェノー(#22 Team Penske/シボレー)は8位だった。

昨年のシリーズ王者スコット・ディクソン(#9 Chip Ganassi Racing/シボレー)は予選13位。昨年のインディ500優勝者であるファン・パブロ・モントーヤ(#2 Team Penske/シボレー)は17位から巻き返して連覇を狙うこととなった。

第100回インディ500の決勝レースは現地29日に行なわれる。

《遠藤俊幸》

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