【人とくるまのテクノロジー16】いすゞ、燃費性能を高めた大型トラック用エンジンなどを展示

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6UZ1-TCSエンジン
6UZ1-TCSエンジン 全 2 枚 拡大写真

いすゞ自動車は、5月25日から27日までパシフィコ横浜で、6月29日から7月1日までポートメッセなごやで開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016」に出展する。

いすゞ自動車は、「お客様の稼動を支える省燃費/環境/安全技術」をコンセプトに、商用車に求められる環境技術で社会に貢献する同社の取り組みを紹介。省燃費に寄与するエンジンやトランスミッションの実機を展示する。

「6UZ1-TCSエンジン」は、2015年10月にフルモデルチェンジした大型トラック『ギガ』に搭載する、排気量9.8リットル、最高出力380psの新型エンジン。無段階可変容量型ターボチャージャーの仕様を見直し、より効率の良い過給を追求した。EGRクーラーの高効率化、サプライポンプの変更、新インジェクタの採用、超高圧コモンレールの採用により、低・中回転域のトルクアップと燃費向上を実現している。

また、大型トラック ギガに搭載する天然ガスエンジン「6UV1-TCN」や7.8リットルで最高出力340psを発生する新エンジン「6NX1-TCS」を紹介。さらに6NX1との組み合わせで新たにラインナップした9段トランスミッション「MEB9」も展示。9速ならではのワイドなギヤレンジで優れた動力性能を発揮する。

このほか、海外向けピックアップトラック『D-MAX』と派生車『mu-X』に搭載する1.9リットル、最高出力150psの「RZ4E-TCエンジン」および6速マニュアル・トランスミッション「MVL6」を展示する。

《纐纈敏也@DAYS》

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