住友ゴム、新材料開発技術 ADVANCED 4D NANO DESIGN が日本ゴム協会賞を受賞

自動車 ビジネス 企業動向
授賞式の様子
授賞式の様子 全 3 枚 拡大写真

住友ゴム工業は、同社のタイヤ用新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」が、「第28回日本ゴム協会賞」を受賞したと発表した。

ADVANCED 4D NANO DESIGNは、大型放射光研究施設「SPring-8」・大強度陽子加速器施設「J-PARC」・スーパーコンピュータ「京」の連携活用により、ゴムの内部構造をナノからミクロンレベルまで連続的かつ鮮明に解析しシミュレーション。タイヤの相反性能である低燃費性能、グリップ性能、耐摩耗性能を大幅に向上できる新材料開発技術だ。同技術を初めて採用したコンセプトタイヤ「耐摩耗マックストレッドゴム搭載タイヤ」はトレッドゴムにおいて、低燃費性能とウエットグリップ性能を維持しながら、耐摩耗性能を200%に向上させることに成功した。

日本ゴム協会賞は、ゴム技術における科学、技術またはその産業分野の発展に寄与し、その功績著名な会員に対して授与される。今回の受賞では、放射光X線・中性子・シミュレーションの連携解析による新材料開発技術がゴム産業の発展に大きく貢献すると認められたものだ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る