欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は5月24日、アルファロメオとマセラティの両ブランドのCEOに、レイド・ビッグランド氏を起用すると発表した。
レイド・ビッグランド氏は現在、FCAにおいて、米国の営業責任者の地位にある。また、FCAカナダのCEOも兼任している。
同氏は、現在の地位はそのままに、新たにFCA傘下のイタリアの高級車、アルファロメオとマセラティの両ブランドのCEOも務めることに。
同氏は、2014年3月には、FCA傘下の米国トラックブランド、ラムのCEOに就任。それより前には、ダッジブランドのCEOだった。
同氏は1997年、米国のウエスタンスター トラック社に入社し、自動車業界でのキャリアをスタート。その後、フレイトライナー社に転じた。2006-2011年、クライスラーカナダ(当時)のCEOを務めた。