燃費達成率ランキング、データ問題で揺れるスズキの スイフト がトップ…e燃費調べ

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イードは5月25日、マイカー燃費&メンテナンス管理サービス「e燃費」の過去1年間のユーザー給油投稿を集計した、カタログ燃費と実用燃費の車種別達成率ランキングを発表した。

それによると、総合ランキングトップは、スズキ『スイフト』で、カタログ燃費(JC08モード)20.6km/Lに対し実燃費は17.4km/L、カタログ燃費達成率は84.5%だった。2位はトヨタ『86』で、カタログ燃費12.4km/Lに対し実燃費10.2km/L、達成率は82.3%。スポーツカーがトップ2を占めた。

ディーゼル車もトップ20に、三菱『デリカ D:5』、BMW『3シリーズ』、マツダ『CX-3』『CX-5』『アクセラスポーツ』の5車種がランクイン。カタログ燃費達成率は70-80%台で安定しており、道路環境や天候・気温などの外部環境要因、またドライバーの運転技量による燃費変動が小さい傾向にあるようだ。

今回最もランクイン数が多かったのはSUVで、大小合わせて8車種がランクイン。総じてカタログ燃費達成率が70%後半を記録しており、各自動車メーカーが公表しているカタログ燃費値が、実際の値に近い車両が多い傾向にある。

また今回のランキングでは、燃費不正問題で揺れるスズキのスイフトがトップ、三菱のデリカD:5が4位と、国が定める方法とは異なった形で燃費測定を行いつつも高い達成率を記録している車両もあることが分かった。このことから、一連の燃費問題はカタログ燃費の計測の仕方・表記の仕方を含め、抜本的に考えていく必要があるといえるだろう。

《纐纈敏也@DAYS》

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