ホンダ、アコードPHV の生産を終了…国内累計登録わずか238台

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ アコード プラグインハイブリッド
ホンダ アコード プラグインハイブリッド 全 3 枚 拡大写真
ホンダは、同社で唯一のプラグインハイブリッド車(PHV)である『アコード プラグインハイブリッド』の生産を3月に終了したと明らかにした。2013年6月に日本を中心にリース販売を開始していたが、数量が伸び悩んだことなどから終了した。

アコードのPHVは、同車のハイブリッドモデルと同じ2モーター式システムを採用したもので、PHVとしての複合燃費(国土交通省審査値)は70.4km/リットルだった。13年に個人向けリースを開始した際の販売価格(売り切り時)は税込みで500万円に設定していた。日本での累計登録数は238台で、このほか米国でも少量をリースした。

今後のPHVについては、八郷隆弘社長が16年2月の記者会見で18年までに北米で新モデルを投入する計画を公表している。この3月に発売した燃料電池車(FCV)『クラリティ フューエル セル』とプラットフォーム(車台)を共用化して開発を進めている。FCVとPHVは、ともに生産量の少ない先進分野だが、コスト低減のため「少しでも量をまとめていきたい」(八郷社長)考えだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  5. 【スズキ クロスビー 改良新型】フルモデルチェンジ級進化の原点は「ハスラーとの差別化」だった
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る