【ホンダ アコードハイブリッド】開発責任者「全領域で40年目の進化」…改良新型

自動車 ニューモデル 新型車
アコードハイブリッドと二宮亘治・主任研究員
アコードハイブリッドと二宮亘治・主任研究員 全 2 枚 拡大写真

ホンダは5月26日、上級セダンの『アコードハイブリッド』を一部改良して同日に発売すると発表した。アコードの国内向けは、2モーター式によるこのハイブリッド車(HV)のみであり、月間250台の販売を計画している。

【画像全2枚】

モーターやバッテリーの高性能化や小型軽量化などを図ったほか、エンジン(2リットル)も改良して「低燃費とハイパワーの両立を実現した」(開発責任者の二宮亘治・本田技術研究所主任研究員)。燃費は最も良いタイプで31.6km/リットルと、従来の30.0km/リットルから5%強引き上げた。

低温時の短距離走行での実用燃費を改善するため、ヒーター用の排熱回収システムも新採用した。安全技術では自動ブレーキなどの「ホンダセンシング」のほか、世界初の技術となる「信号情報活用運転支援システム」も搭載した。これは路車間通信を活用したもので、安全運転や実用燃費改善をサポートする。

アコードは1976年の初代登場から今年で40周年。二宮氏は「40年目の進化として静粛性能なども含む全領域で大幅改良を図った」と強調する。また、アコードのHVは米国でも生産していたが、今回のモデルから狭山工場(埼玉県狭山市)での集中生産に切り替えた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る