【リコール】日野プロフィア 3万3000台、ECU不具合などで走行不能になるおそれ

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日野 プロフィア(2007年)
日野 プロフィア(2007年) 全 2 枚 拡大写真

日野自動車は5月26日、大型トラック『日野プロフィア』のエンジン制御プログラムとロッカアームに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『日野プロフィア』1車種で、2005年12月12日~2010年7月7日に製造された3万3468台。

大型トラックのE13C型エンジンにて、エンジン制御プログラムと吸気バルブ用ロッカアームの形状が不適切なため、吸気バルブにカーボンデポジットが付着し、バルブガイドが摩耗するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、バルブとシリンダライナが干渉し、異音や振動が発生。最悪の場合、バルブが折損して、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置として、全車両、エンジン制御プログラムを書き換えるとともに、吸気バルブのガイドを点検し、ロッカアームを対策品に交換する。バルブガイドに摩耗がある場合は、シリンダヘッド一式を新品に交換する。

不具合は158件発生、事故は起きていない。市場からの情報および国土交通省からの指摘により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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