【人とくるまのテクノロジー16】未体験の視点、透明なクルマに乗って触って…ZF

自動車 ビジネス 企業動向
デトロイトモーターショー16で話題となったアクリルカー「ZF's acrylic car」を展示したゼット・エフ・ジャパン(人とくるまのテクノロジー展2016横浜)
デトロイトモーターショー16で話題となったアクリルカー「ZF's acrylic car」を展示したゼット・エフ・ジャパン(人とくるまのテクノロジー展2016横浜) 全 11 枚 拡大写真

ゼット・エフ・ジャパン(ZF、東京都港区)は、デトロイトモーターショー16で話題となったアクリルカー「ZF's acrylic car」を展示。ZFが展開する商品群を1台の透明なクルマに載せて紹介し、同社スタッフが「どうぞ乗ってみて」と来場者に声をかけていた。

この「ZF's acrylic car」は、ボディ・骨格、座席などを透明のアクリル素材でつくり、シャシーやトランスミッション、サスペンションなど自社パーツが組まれている。

「各ピラー部分の厚さを見てみてください。実車よりもかなり分厚い。強度を確保するにはこれだけの厚さが必要だった。こうした見方からも、実際のクルマのボディ剛性がすごいことがわかります」(スタッフ)。

そんなドアの厚さを確かめながら、キャビンに入ってみる。クルマの各パーツのレイアウトや構造が、いままでにない視点で観察できる。サスペンションとペダル位置の距離などが手にとるようにわかる。

ドイツ・フリードリヒスハーフェンに本社を置き、駆動系、シャシー・テクノロジー、アクティブ&パッシブ・セーフティなどの自動車関連部品サプライヤーとしてグローバル展開するZF。1台のアクリルカーの運転席から、その規模感や技術を垣間見ることができる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る