【人とくるまのテクノロジー16】スマホと運転、両操作をつなぐ次世代コックピットを日本初公開…ヴァレオ

自動車 ビジネス 企業動向
CES 2015で発表された次世代コックピット・コンセプト『Valeo Mobius 2』を日本初公開したヴァレオ(人とくるまのテクノロジー展2016横浜)
CES 2015で発表された次世代コックピット・コンセプト『Valeo Mobius 2』を日本初公開したヴァレオ(人とくるまのテクノロジー展2016横浜) 全 16 枚 拡大写真

フランスに本社を置きグローバル展開する自動車部品サプライヤー・ヴァレオは、CES 2015で発表された次世代コックピット・コンセプト「Valeo Mobius 2」を日本初公開。スマホと運転、両操作を違和感なくつなぐ Mobius 2 を体験できるコーナーに注目が集まっていた。

スマートフォンと運転の2つの操作がスムーズにつながることを実感できるこのコーナーでは、自動運転モードとマニュアル運転モードの2パターンを体験。自動運転中は、クラスター・ディスプレイ上にスマートフォンやタブレットの画面が表示され、ハンドルの左右部分に付くタッチスクリーンを「ぐるぐる・ポチッ」とやると、YouTubeやChrome、Gmail、カレンダーなどを閲覧できる。

「スマホ操作をハンドルで行えて、クラスター・ディスプレイ上にスマホ画面が表示されるので、視線は道路へと自然に向けられる」と同社スタッフ。自動運転モード、マニュアル運転モードの切り替えも、「手はハンドルに、視線は道路に」というシンプルな動作で、安全を保ちながらスムーズに接続できることが実感できた。

同社フロアでは、この Mobius 2 のほか、世界初展示となる「ソリッド・ステートLiDARセンサー」、長距離で広角度の検知範囲と正確さを備える「SCALA レーザースキャナー」、2016オートモーティブニュース PACE アワードを受賞した「電動スーパーチャージャー48V」なども展示されていた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る