リンカーンのSUV、米国でリコール…中国仕様車の部品を誤装着

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型 リンカーン MKX
新型 リンカーン MKX 全 3 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、フォードモーターの高級車ブランド、リンカーン。同ブランドのSUVが米国で、珍しいミスによるリコール(回収・無償修理)を行う。

これは5月25日、フォードモーターが明らかにしたもの。米国市場において、リンカーン『MKX』の一部2016年モデルのリコールを行うと発表している。

今回のリコールは、製造過程における2列目シート背部カバーの取り付けミスが原因。フォードモーターによると、本来は中国仕様車用のシートカバーが、米国仕様車の2列目シートの片側に装着されたという。

その結果、チャイルドシート固定用のテザーアンカーが、シートカバーに覆われてしまう事態に。

リコールの対象となるのは、MKXの2016年モデルの一部。2015年9月24-25日にかけて、米国のオークビル組み立て工場で生産され、米国で販売された5台が該当する。

リンカーンは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、シートカバーを交換するリコール作業を行う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る