国交省、タカタ製エアバッグの追加リコールを指示…約700万台

自動車 社会 行政
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像)
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像) 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は5月27日、乾燥剤の入っていないタカタ製エアバッグ・インフレータ(ガス発生装置)を搭載した車両約700万台を対象として追加すると発表した。

【画像全2枚】

タカタ製エアバッグ・インフレータの異常破裂に関しては、タカタおよび関連自動車メーカーが外部の調査専門機関を活用して発生原因の調査を行ってきたが、今回、インフレータの中にある火薬(硝酸アンモニウム)が湿気のある状態で長期間の温度変化にさらされると劣化することが明らかとなった。

この調査結果を受け、国交省は関連自動車メーカー等に対し、乾燥剤の入っていないタカタ製エアバッグ・インフレータを搭載した車両のリコールへの対応についてヒアリング等を実施。関連自動車メーカーによるリコールの拡大スケジュールをとりまとめた。

国交省は、対象車両約700万台のうち運転席側については、全年式を6月までにリコールとして届け出るよう自動車メーカーに指示。その他についても、製造年の古い順に2018年度末までに届け出るよう指導した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る