日産 GT-R、初期型にリフレッシュプランを提案[写真蔵]

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日産 GT-R リフレッシュプラン適用車両
日産 GT-R リフレッシュプラン適用車両 全 45 枚 拡大写真
日産『GT-R』が発売されたのは2007年。初期型の登場から既に10年近く経過している。そこでNISMOは現行車のパーツなどを流用したリフレッシュプランを提案する。

NISMO・STI・無限・TRDの4社で構成されるワークスチューニンググループの合同試乗会でNISMOが持ち込んだGT-R。08年モデルの中古車に対し、エンジン・サスペンション・インテリアなどに現行車のパーツなどを使いながらリフレッシュするプランを提案した。

R35と呼ばれる現行GT-Rも、初期型が発売されて既に10年近く経過している。大事に扱っていても経年劣化はやむを得ない。また中古車として流通している車両も数多くある。07~10年モデルと11年モデルからでは構造などに変更されている部分があるため、このリフレッシュプランは前期型に関しての提案だ。

エクステリアは現行モデルの若干拡幅されているフェンダーや、ヘッドライトとテールランプ類が変更されている。ホイールもGT-R NISMOやGT-R Track edition engineered by nismoと同一のホイールを装着。インテリアもステアリングやインパネ周りのクッションパッド、カーボンパネルなどが変更されている。

サスペンションやエンジン関係については2013年に07~10年モデルに対してのバージョンアップキットが装備されており、一通りのリフレッシュがなされている。その中でも2つのキャタライザーをNISMO製に交換、フロントとリアに機械式LSDを装備しアグレッシブな走りができるようになっている。補強パーツを必要としない元のボディ剛性があるため、ボディ補強などは一切行われていない。

NISMOアンバサダーに就任しているレーシングドライバーのミハエル・クルム氏もこの車両を使いデモ走行を披露。「とても楽しい仕上がりになっている。安心して走ることができる」と語った。

《雪岡直樹》

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