【ニュル24時間 2016】昨年の覇者、アウディ R8 は8位…「結果に失望」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アウディ R8 LMS
アウディ R8 LMS 全 3 枚 拡大写真
5月28‐29日、ドイツで決勝レースが行われた「第44回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」。昨年の覇者、アウディ『R8 LMS』は、今年は最上位車が8位という結果に終わっている。

R8 LMSは、アウディ『R8』ベースのレーシングカー。同車は2009年から2011年にかけて、3年連続でGT3クラスの優勝ならびに総合での表彰台を獲得。そして2012年と2014年には、フェニックスレーシングが総合優勝を飾った。そして2015年は、アウディスポーツチームWRTが総合優勝を収め、高い実力をアピールしてきた。

アウディは2016年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに、合計9台のR8 LMSを投入。この台数は、R8 LMSにとって、過去最多。さらに、実に12人が過去に優勝を経験したドライバーと、最高の布陣でニュルに臨んだ。

しかし、2016年のレースは、『メルセデスAMG GT3』が、1‐4位を独占する圧倒的強さを発揮。アウディR8 LMSは、ベルギーのアウディクラブチームWRTが、最上位の8位に食い込んだにとどまる。

アウディは、「今年の結果には失望」とコメント。アウディスポーツ カスタマーレーシングのクリス レインケ代表は、「再び勝利を目指したが、今年は叶わなかった。性能のバランスも原因のひとつだろう」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  2. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  3. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る