原発警備に向かう警官4人の乗ったワゴン車と大型トラックが正面衝突

自動車 社会 社会

26日午前9時20分ごろ、福島県双葉町内の国道6号を走行していた警察の捜査車両(ワゴン車)が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で捜査車両の4人が重軽傷を負っている。

福島県警・双葉署によると、現場は双葉町新山付近で片側1車線の直線区間。福島第一原子力発電所事故に伴う「帰還困難区域内」となる。県警本部・災害対策課の捜査用ワゴン車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。

この事故でワゴン車は中破し、乗っていた警官4人が骨折や打撲などの重軽傷。トラックを運転していた岩手県一関市内に在住する57歳の男性も打撲などの軽傷を負い、全員が区域外の病院へ収容されている。

ワゴン車の警官4人は原発警備に向かう途中だった。警察では漫然運転が事故につながったものとみて、運転していた警官の回復を待ち、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. アウディが新型コンパクトカーを開発中!? エントリーレベルの『A1』と『Q2』後継モデルはBEVに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る