原発警備に向かう警官4人の乗ったワゴン車と大型トラックが正面衝突

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26日午前9時20分ごろ、福島県双葉町内の国道6号を走行していた警察の捜査車両(ワゴン車)が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で捜査車両の4人が重軽傷を負っている。

福島県警・双葉署によると、現場は双葉町新山付近で片側1車線の直線区間。福島第一原子力発電所事故に伴う「帰還困難区域内」となる。県警本部・災害対策課の捜査用ワゴン車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。

この事故でワゴン車は中破し、乗っていた警官4人が骨折や打撲などの重軽傷。トラックを運転していた岩手県一関市内に在住する57歳の男性も打撲などの軽傷を負い、全員が区域外の病院へ収容されている。

ワゴン車の警官4人は原発警備に向かう途中だった。警察では漫然運転が事故につながったものとみて、運転していた警官の回復を待ち、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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