【人とくるまのテクノロジー16】ジャガー、ランドローバーに搭載予定の新デフケースを展示…リカルド

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リカルドの新型デフ。ケースの上下は樹脂製となっている。
リカルドの新型デフ。ケースの上下は樹脂製となっている。 全 2 枚 拡大写真

英国の先行開発エンジニアリング企業、リカルド社。近年は自動車メーカーへの技術開発受託以外に、マクラーレンの市販車用エンジンの生産までも請け負うなど、幅広い活躍を見せているところだ。

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従来は英国パビリオンで1、2点のアイテムを並べる程度だったが、今回は2コマの独立したブースを展開していた。「今年はブースを展開する予算が取れました」。そう語るのはリカルドジャパンの野村貴恵氏。それだけ日本の部品メーカーやエンジニアリングを求めて視察にくるアジアの自動車メーカー関係者を重視している、ということか。

そのリカルド社のブースには350psを発生するフォード『フォーカスRS』のパワーユニットや開発中の48Vシステムのほか、変わった形のケーシングが展示されていた。一緒に置かれている説明によれば、従来品と比べ25%、およそ8.5kgも軽量化したリアデフらしい。野村氏の通訳によれば、従来のデファレンシャルギアの構造を見直すことで大幅に小型軽量化を達成できたそうだ。

肝心なのはその中身の構造だが、現在特許を出願中とのことで、公開できないそうだ。しかしケーシングのマウント位置が左右でオフセットしていることから、これはすでに特定の車種に搭載することを想定した開発が行われているのでは? そう尋ねると野村氏はあっさりと認め、解説板に記されているブランドの新型車両に搭載を目指して開発中と教えてくれた。そこに記されていたのはジャガーとランドローバーの2ブランド。どうやら、ジャガー/ランドローバーのSUVには近い将来、画期的なリアデフが搭載されることになりそうだ。

《高根英幸》

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